福岡国際映画祭でアジアの文化を学ぶ

福岡では毎年秋にアジアフォーカス福岡国際映画祭が開催されています。アジアの良質な映画を見ることができます。作品数も多く日程も約10日あります。

 

数多くのアジアの映画の中から選ばれた映画は「おもしろい」の言葉では足りません。

 

心をえぐられるような深い作品
情景が美しい作品
文化を知ることができる作品
今まで知らなかった地域の習慣を知ることができる作品
今の経済状況や世情を表した作品
都市の発展を知ることができる作品
などなど

 

福岡にはアジアの観光客が増加していますがこの映画を見てインバウンド経済を考えるととても参考になります。

福岡映画祭作品を国地域別にインバウンドに活かす

いくつか国地域の例を上げて見ていきましょう。

 

香港
狭い土地に発展を続ける香港。近代的なビルにしたい不動産屋と昔ながらの店を守りたい店主がいました。昔ながらのノスタルジーも大事にしなければいけませんがインターネットの発達や流行で無くなる仕事もあります。そしてそこに男女の恋愛問題や香港特有の結婚問題が絡んできます。少子高齢化は香港も同じなので老人がクローズアップされる場面もありました。映画を見ていると香港人の悩みがわかります。悩みはビジネスにつながります。簡単にいうと悩んでいるからこそ日本の商品を購入する場合が多くあります。

 

台湾
晩婚の問題をおしゃれに仕上げている映画がありました。きれいな女優さんと賢い役柄の俳優さんが出演。台北の街もかっこよく撮影していました。映画のなかでは日本で一人暮らしをする台湾人とアメリカ生まれで両親が台北に住んでいる台湾人が台北の老街で出会い恋をします。日本と似た問題と似ていない問題を見るのに勉強になります。

 

シンガポール
建国50周年を迎えたシンガポール。発展しているシンガポールしか知らない人もいると思いますが、今に至るまでいきなり近代化したわけではありません。ジャングルを切り開いていったのです。映像で見ると赤道直下のシンガポールの姿がよくわかります。成熟したシンガポールはノスタルジックな映画作品が多いように思います。インバウンドでも最先端のものよりもノスタルジックな体験の方がよろこばれそうです。

 

インドネシア
インドネシアにどんなイメージを持っていますか。映画祭で見た映画は甘酸っぱい高校生の青春映画でした。インドネシアの高校生も日本と似ている部分があります。ということはインバウンドでも日本で流行しているものがよろこばる可能性があります。ジャカルタで活躍しているJKT48もその一例です。

 

ベトナム
映画制作が盛んになってきたベトナム。いい映画をつくっています。情景が美しかったり人間の深い感情をとらえた哲学的作品だったり。映画を外国に学びながらもしっかりとベトナムらしさが残っています。この「らしさ」は日本も見習うべき点があります。

 

福岡国際映画祭

福岡映画祭を見てインバウンド戦略を考える

まとめ
インバウンドのことを頭の片隅に置きながらアジア映画を見るといろんなヒントが見えてきます。日本やもっと地域を絞って福岡や熊本や大分がどう外国に「らしさ」を見せるか、インバウンドのアピールポイントはどこなのかということもイメージが湧いてくるはずです。見逃した人は動画やDVDでチェックしてみてください。頭の中に新しいアイデアがふわりふわりと出てくるはずです。